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  4. 原本に手を加えない画期的な書き込みソフト:AxelaNoteでペーパーレス化を促進する|

西甜瓜

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株式会社TransRecog(本社:東京都港区/代表取締役CEO:小林 敬明)は、fabbit・NVCCスタートアップファンド投資事業有限責任組合 無限責任組合員日本ベンチャーキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資による資本調達を実施したと発表した。

同社は、2019年2月にペーパレス化社会を実現するWindows用PDF書き込みソフトAxelaNote(アクセラノート)を発売開始しており、すでに日産自動車などの企業に導入され、経済産業省/中小企業庁の中小企業庁長官賞を受賞するなどの実績がある。

今回の記事では株式会社TransRecogの代表取締役CEOである小林 敬明 氏に同社の開発するAxelaNote(アクセラノート)の概要から応用について、そして調達資金の用途についてお話を伺った。

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株式会社TransRecogは2017年11月に設立した会社である。

同社はアクセラノートというWindows用のPDF書き込みソフトウェアを開発している。PDFの上に半透明のレイヤーを載せることによって、自由に追記、編集ができるというものだ。従来のPDF書き込みソフトは、注釈禁止のものに書き込めない、もしくはレイアウトが崩れてしまうなどの問題があった。しかし、アクセラノートはそれらの課題を解決する画期的なソフトウェアだという。

「透明なレイヤーをPDFの上にのせるメリットは、AcrobatReader(アクロバットリーダー)に一切編集や変更を加えないので、注釈禁止でも印刷禁止でも書き込めることが特徴です。また、表示が絶対に崩れません。PDFの書き込みソフトはこの世にたくさんありますが、注釈禁止でも注釈できて、他のソフトと異なり、AcrobatReaderがPDFを表示するので、表示が崩れないのがアクセラノートの特徴です。」

すでに日産自動車株式会社や公益財団法人東京しごと財団での導入が進んでいると言う。

「日産自動車様は社内の研修でペーパーレス化したいというご要望でした。ペーパーレスにしたものの、企業の機密情報が入っていることから、書き込み不可のPDFを配布しており、受講者が書き込めないなどの不便が生じていた。そこで研修会場のPCにアクセラノートを導入して、そのPCで書き込みをしてもらう。そして、受講者が書き込んだテキストのPDFを自分自身にメールで送るんです。そうすることで、紙に出力せず、機密情報を守りながら共有できます。」

他にも製造業では図面のやり取りの中で活用されたり、教育の現場では学生がPDFの資料に書き込むのに使用するなど、様々な状況での活用が進んでいる。

アクセラノートの開発に至った背景として、世の中のペーパーレス化を促進したいという長年の思いがあるそうだ。

「40年近くペーパーレス化と言われているのですが、一向に進んでいません。規定や慣習で、紙で保存したい、紙でやりとりしたいというニーズが存在しており、なかなか変えることができない。規定や慣習に縛られない部分はこのソフトでペーパーレス化していきたいと考えています。既存のPDFに使用できる安価なプラットフォームを提供することで、ペーパーレス化を促進するという目的があります。」

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今回の調達資金の用途としては以下の2点を考えていると言う。

  • アクセラノートの開発
  • 海外特許の申請

「この世になかったソフトだ、という理由が開発してみると分かりました。アクロバットリーダーの上に自由に書き込めて、それをPDF取得できるようにするのは非常に難しいです。そこに挑んでいるので、開発費用が必要になっています。ソフトウェアなので設備投資が少ないため、人件費と外注費が大部分になります。」

今まではPDFへの書き込みのみが可能だったが、今後はChromeやパワーポイント、画像の上でも利用できるように開発していると言う。

「事業を進める中で、PDFに書き込みしたいというのは1番ニーズがありました。それ以外にも、パワーポイントや画像、WEBでもニーズがあると推測されます。最終的には世界に流通している文章の8割くらいに書き込みができるプラットフォームにしていきたいと考えています。」

また、同社の技術を海外特許に申請していると言う。

「現在、海外特許に申請中です。それに歩調を合わせて海外展開もしていきたいと考えています。弊社のツールは文化や言語に依存しないので、使用方法などを翻訳すれば、海外に普及していけると思います。」

資金調達を受けて、今後の展望としては教育の分野にもアクセラノートを導入していきたいそうだ。

「まずはアクセラノートを皆様に使っていただき、ペーパーレス化を促進したいです。現状、企業や行政の方に多くご利用いただいております。今後は、学校など教育の方にも導入していただきたいと考えています。ニーズは存在しているのですが、何分汎用性が高いソフトなので、もう少し面で広げていきたいというところです。そのため、アイデアベースでもいいので、このようなことに使えないかというご相談いただければと思っております。」